Django × Python 本を献本いただきました
http://www.tsuyukimakoto.com/blog/2009/02/12/start_pythoning/:title=
ブログに書評書けば Django × Python 献本するぜって企画を著者である露木さんがやっていたので、自重せずに応募してみたら当選しちゃいました。
ほんとありがとうございます!
んで、本が届いたんだけど。。
速達!djangopony!そしてジップロック!
なんかもうただでもらってる身なのにすんませんって感じですよこれは。
んで本の中には
三文判入ってた!サインじゃなくて三文判!斬新ですね!
なんやかんやで遅くなりました
そんでなんやかんやでやっとこ一通り目を通したんでブログに書きます。
これが届いたのが2月16日で、この本と実際に対面したのが2月21日。んでそれから今の今まで色々あってあんま読めず結局こんな遅くなっちまいました。ほんと申し訳ないっす。。
読んでみた結論から言うと
とりあえず
"Django やってみたいなーと思っている人やちょっとかじってるよーみたいな人は買ってみた方がいい"
と思います。
なんつーかこうサクッと読める
とりあえずこの本の構成は3部構成で、最初が Django とはなんぞやから Python のちょっとした解説。んで中盤からは実際にアプリを作るって前提で段階的に解説になってて、その前半は Twitter ライクなつぶやきアプリで後半は GeoDjango を使ったイベントアプリを作るって感じ。んで後半は Django のチートシートで settings.py とかの設定項目やら各機能の使い方とかが簡潔にまとめてある。
自分は完全に Django 初めてって感じじゃなくてちょこっと Django をかじってますよ的な人間だけど、結構色んな発見があって楽しかった。後半はチートシートなんで、言わずもがな「こんな設定項目あったのか!目から鱗!」的な発見が結構あるんだけど、中盤のチュートリアルっぽいとこにも「おっ」と思うようなとこがあったし、ちょこちょこ入ってるコラムにもほほーってことが書いてあった。
Django って Web 公式ドキュメントとかが結構充実してて、Web にあるものだけでも結構な情報を手に入れることができるんだけど、やっぱ本で読むと情報の入りと定着率が全然ちゃうのよね。がーっとサクッといける。特にこの本はページ数も少ないし、あの分厚いおっさん本と比べるとかなりさっくりいける。自分がアナログ人間なだけなのかもしれんけど、PCの画面上の文字とか見てると疲れるし、結構読み漏れがあるのよね。その点やっぱ本は偉大ですよ。疲れ段違い。そして得られる情報濃いし。でも自分は残念なことに本読むのが遅い。これでもかってほど。これだけでだいぶ人生損しとるよなぁ。なんとかしたいなぁ。
気になったとこ
まーいいとこだけじゃなくて、読んでてちょっと「ん?」って思ったとこもあった。
なんつーかコードとか図とかがアレ?って場所にある場合がある。例えば、図○○参照って書いてある場所があるとしたら、その図が次のページのしかも別の見出しをまたいだ場所にまとめて載せてあるとか。ちょっと気持ち悪いかなぁって思った。まー全然たいした問題じゃないんだけど。
参考書選びの達人に読んでもらった
とりあえずここまでが自分の感想。んで Django 初心者の人だとどう感じるんだろうと思って、自分が参考書選びの達人と勝手に祀りあげている某ネットワーク系大学院生にもちょこっと読んでみてもらった。なんか Django に興味あるらしいしちょうどええかなと。
で、一通り読んでもらった結果、だいたいこんな印象を持ったとのこと。
いいとこ
気になるとこ
- 初心者用って感じがしない
- 専門用語が多く出ているけど解説が少ない印象
- 完全な初心者が読むと途中で挫折しそう
- 対象者が不明確
- どの程度の知識レベルを持つ読者を対象としているのか明記してほしかった
- CD あったらうれしい
- 最初の「Python を知る」の部分もったいない
- 情報がうすい
- その分の30ページをチュートリアルとかの内容充実に回してほしかった
とても"おしい"
総合すると、この本はとても「おしい」とのこと。
チュートリアルとかの内容は結構充実しているのに、解説が少し足りない部分が多くて、自分で色々調べなきゃいけない部分が多い。そこがおしいと。なので純粋に Web アプリが作ってみたい完全な初心者の人 (& Python 初心者の人) が買うと挫折してしまいそうな雰囲気があってその点で対象読者を明記しておいて欲しかったってことらしい。
こんな人が読むと幸せになれる
とりあえずこれらに当てはまる人なら「買い!」とのこと。
- 何かしらのWebアプリ的なものを作ったこと (学んだこと) がある人
- 公式ドキュメントのチュートリアルを一通りやってみたことがある人
- 自分で色々調べて行ける人
- この本だけで全てを知りたいって人には向かない
で、たぶん完全な初心者の人は
みんPy → 公式ドキュメントチュートリアル → Django × Python
って感じで進んで行くと幸せになれるんじゃねーかなぁって言ってた。とりあえず一冊で済ませようとするんじゃねぇって。
んで、彼曰く
「まーでも Django に興味があるなら買ってみた方がいい。とりあえずおれなら買う。」
らしい。
なんつーか
なんて的確な分析なんでしょうねこれは。おれみたいな大学院の底辺におるようなやつとは全くちゃうわね。ほんと自分の感想のうっすいこと。。泣けてくるわ。。
まーでも Django に関する日本語の本自体少ないし、ほんとにこういった本が出てきてくれるってだけでありがたいよね、本ってやっぱいいよねー、ってのが2人共通の感想でした。ほんと、本を書ける人ってすげー。
告知
作者様からの以下のような告知があったのでコピペ。
補足やサンプルコードについて
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書籍Chapter4の扉ページにも記載がございますが、本文記載のソースコードは
抜粋となっておりますので、下記URLからサンプルコードをダウンロードの上
読み進めてください。
同URLは本書のサポートページも兼ねており、補足等もアップしていく予定です。
Django×Python (LLフレームワークBOOKS)
- 作者: 露木誠
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 122回
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とりあえず買うべし。
その他も。